日本酒の疑問を解決！日本酒の買い方や初心者におすすめの飲み方などを紹介

甘口の日本酒は口あたりがやさしくて飲みやすいので初心者向け

日本酒と聞くと辛口で大人な雰囲気の飲み物と言うイメージが先行してしまうと思いますが、最近は口当たりが優しくてほどよい甘味を感じられる初心者向けの甘口な日本酒が増えてきています。
その理由には、あまり好まれてこなかった女性の方にも身近な存在になって欲しいとする業界の動きが活発化してきていること、甘味を増すことで日本酒への苦手意識を無くして欲しいと願う素直な気持ちが功を奏しているのかもしれません。
今最も注目しておきたい甘口の日本酒を紹介していくと、コストパフォーマンスが素晴らしくてパッケージの可愛さにも定評がある「月桂冠のあまくち」になります。
アルコール度数が少なめなので初心者の方でも抵抗なく試すことができますし、甘さがしっかりと感じられるので飲みやすさに関してはかなりの評判を受けている一品です。
また、温めても冷えた状態でも常に一定の味をキープしてくれているので、好きな飲み方を探して楽しく飲酒を始めてみてはいかがでしょうか。

日本酒の辛口はデンプンがどれだけ糖に分解されたかで決まる

日本酒を表現するときに甘口、辛口といいますが、これは日本酒度という基準に基づくものです。
お酒の中にどれだけ糖分が含まれているかを表しており、飲んだら甘く感じる、唐辛子のように辛く感じるということではないです。
日本酒は米の原材料であるデンプンを酵母菌やこうじ菌がどれだけ分解するかで味わいが異なりますが、その1つの指標が日本酒度です。
酒度はプラスとマイナスで表示されマイナスになるほど分解が進み糖分が多く、プラスになるほど糖分が少ないということです。
つまりマイナスの数値が高くなるほど甘口だということになります。
ただし先ほども説明しましたが、砂糖のように甘いという意味ではなく、お酒の風味を決めるのはアルコール度やアミノ酸度などその他の要素との絡みです。
例えばアミノ酸度が高いほどアルコールの刺激をやわらげてくれる効果があるため濃厚で、低いほど淡麗だと表現されます。
ですが一般的にいえるのは辛口はスッキリした後味と飲み口が特徴だということです。
中には白ワインのような軽やかな風味をもつものもあります。